毎年…5月の終わり頃…
窓を開けるとフワンと
昨日までとは違う、日向の香りがして
‘ああ…今年も夏がやってきたな’
と感じる
その夏の香りがした日には
脳が自動反応するみたいに
今まで 生きてきた夏の日々が
映画ように 心を駆け抜ける…
小学校の頃 通っていたお寺の 書道教室に続くあぜ道
川のせせらぎ セミの鳴き声…
新しいショートパンツで グングン歩いた
学校でのラジオ体操…
海水浴場の海の家で食べた、スイカとカレーライス
登校日に見た
少し大人びた、クラスメートの横顔
夢中になって応援した、高校野球…
河川敷で観た、打ち上げ花火
夏の終わりのムンとした切なさ
しんどいことも多いけど
はやり 生きてるって 奇跡のように
素晴らしいことかもしれないね…
出逢ってきた すべてのものに…
今 生きてる すべて人に…
感謝と祝福をおくりたくなる……
そんな夏の香りのする日が
私には 毎年 訪れます