3、4年程前からこの時期になると
“こうして夏を迎えられるのは、あと何度くらいだろう?”
とふと思うようになっている………
その頃から 喧しい程の蝉の大合唱も
35度を超える茹だる暑さも
だるくなる体調も
少し愛しく思えるようになった
四季の中で一番刹那と永遠を感じる夏
ユニフォームを着て大きなバッグを肩にかけてでかける
息子の後ろ姿に
ビニールプールではしゃいでいた幼い笑顔の昔が見える
ギラギラの太陽が照らし続けた海も
夕日が沈む頃には
穏やかな優しさに色を変える
あと何度 この季節を迎えられるのだろう…
毎年のように
親戚一同で挙って出掛けてたバンガロー
バーベキュー…
子供たちのはしゃぐ声に負けないくらい大きかった、
大人の笑い声…
その中にいた叔父も父も
もうこの世界で夏を迎えることはないけれど……
私の中の夏には消えることなく
毎回登場する
生きてることも
生きてたことも 愛しいね
今年の夏も私にとって刹那と永遠になるのだろう